【No.1】　記事タイトル：パンチングメタルの金型について

お名前：稲田金網株式会社　専務取締役 稲田肇　　参照URL：クリック

パンチングメタルの金型のパターンとして、カタログや当社サイト、パンチングメタル内の『金型パターン集』(http://www.inadakanaami.jp/38235066/)に多数掲載していますが、材質や板厚、その他条件で、打ち抜けない場合が有ります。
なぜなら、パンチングメタルの金型が同じパターンでも、材質や板厚等の条件により、金型を変える必要があるからです。
皆さんが、日頃お使いになる『ハサミ』で、薄い紙は切れますが、厚紙やダンボール等を切ろうとすると、切れないか、曲がってしまったりする事が有りませんか？
それと同じような事で、材質板厚により上型のピンと、下型の孔の隙間が、適応しないと、良い品物にはならないのです。
また、細かい孔や、特殊な模様の物は、板の大きさや打抜範囲にも限界が有ります。
よってカタログに記載していても、その御使用に適するかどうかをお問合せ頂く必要があります。
何度かカタログに、適合データを掲載しようかと思いましたが、あまりにも条件の種類が考えられる為、対応できかねている現状です。
お打ち合わせの際、板厚、材質、大きさ等で、適合するかどうかをお問合せ頂ければ幸いです。
また定尺在庫表に記載されている(在庫あり)物は、もちろんそれに即した金型があります。