パンチングメタルNOTEBOOK

パンチングメタル製品に関する製作上
の技術情報や、パンチングメタルにまつ
わる加工や表面処理等の情報を、日記
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【No.5】 記事タイトル:パンチングメタルの開孔率

パンチングメタルの開孔率について(http://www.inadakanaami.jp/93665066/)
パンチングメタルの開孔率は、穴形状とセンタ−ピッチの比率で決まります。
下記は、丸穴の60度千鳥の例です。(開孔率の低い順で記載しています)
  穴 : ピッチ  開孔率
  1  : 4     5.3%
  1  : 3    10.1%
  1  : 2    22.6%
  2  : 3.5  29.6%
  3  : 5    32.5%
  2  : 3    40.2%
  3  : 4    50.9%
  4  : 5    57.9%
上記は、代表的な比率ですが、当社に沢山掲載されている丸穴の金型も、穴は、違っていますが、だいたい上記の比率を基準としたグループで、金型がつくられています。
例えば、上記比率で2対3の開孔率40.2%がありますが、下記のものは、穴の大きさが違っても、同じ開孔率となります。
2φX3P,3φX4.5P,4φX6P,6φX9P,8φX12P,10φX15P12φX18P,20φX30P等々全て、穴:ピッチが2:3のもの。
至近距離で見るパンチングメタルは、穴の大きさで開孔率が同じでもイメージが違いますが、高い場所に取り付けるパネル等、離れてみる場合、ほぼ同じイメージとなります。
パンチングメタルを、ご選択される場合のご参考にして下さい。

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