パンチングメタルNOTEBOOK

パンチングメタル製品に関する製作上
の技術情報や、パンチングメタルにまつ
わる加工や表面処理等の情報を、日記
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【No.9】 記事タイトル:パンチングメタルの定尺在庫品は、果たして安いか?

パンチングメタル(http://www.inadakanaami.jp/45712865/)の定尺在庫品は、すべて大量製作品なので、基本的に経済的です。
但し、御希望寸法が定尺在庫品で取り合わせが悪い場合、別注で抜く方が安い場合が有ります。
枚数が少量(1から5枚、寸法にもよります)であれば、余程の取りの悪さがない限り逆転はありませんが、ある程度数量(10枚位)があれば、比較してみるのも良いかもしれません。
例えば、御希望寸法が、550mmX1300mmとします。在庫が1000X2000又は1250X2500としたら、どちらの定尺在庫品でも1枚しか取れません。
材質と板厚によりますが、おそらく別製作の方が安くなります。
私は、だいたいロス率30%を目安に考えます。
だいたいこの数値あたりが、検討の分岐点だと考えています。
ちなみに、上記の例では、1000X2000に対してロス率は、64%ですからおそらく差が出ます。
しかし必要枚数が1枚ですと、1枚の別注工賃が高いので、とんとんまたは、少し高くなる可能性が有ります。
もちろん納期がない場合は、在庫品を使って頂くしかないのですが、材質や板厚等の条件により、より安く出来るように御相談させて頂きます。
また建築金物等の御使用の場合、取り付けと回り縁の制作費との合算で考えると別注製作が優位な事も多々有りますので、御相談下さい。

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