パンチングメタルNOTEBOOK
パンチングメタル製品に関する製作上 の技術情報や、パンチングメタルにまつ わる加工や表面処理等の情報を、日記 形式で随時追加し、公開しています。
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パンチングメタル(http://www.inadakanaami.jp/45712865/)を建築金物用途で御使用になる場合、 大きさにもよりますが、裏に各パイプ等の骨材があり、四方に余白を設けたパンチングメタルを取り付ける際、一般的にご要望が多い板厚は、下記の通りです。 条件は、一般的な手摺やパーティション向けで、H1000XW1000位を想定しています。 強度計算等の裏づけはなく、あくまでも経験値です。 鉄材 1.6T アルミ 2.0T ステンレス 1.5T 取り付けピスは、約300ピッチとして止め、パンチングメタルの歪みがある程度ない仕上がりになっていると仮定して、見た目で自立性に違和感のない仕上がりになります。 実際には、もう少し大きな板でも自立性においては保てそうですが、パンチングメタルの開孔率が大きい場合、その分パネル強度がないので、補強が必要になってくる場合があります。 上記は、基本的に無難な事を書いていますが、意匠を実現する為に、単に裏に補強だらけにするのも問題なので、曲加工他色々な工夫で、解決してきました。 個別に御相談下さい。 お名前:帆足 徹 上記の例で言えば開孔率は孔径、ピッチで最大どのくらいを見ているのでしょうか。 孔を出来るだけ大きくといわれていますが・・・・・・。要求は30φです。 お名前:稲田金網株式会社 専務取締役 稲田肇 参照URL:クリック 一般的に30φの組型(複数の針で組んだ金型)は、40Pの60度千鳥配列になります。 (当社NO.99) この場合、開孔率は50.9%となります。 開口率を上げるには、穴と穴の間隔(ピッチ)を狭めれば良いのですが、板厚や材質により、近づけすぎると板が歪んだり、穴と穴の間が変形する可能性があります。 また、組型がないと1本ずつ抜いていく事になり、コストアップになります。 ちなみに、30φX35P(60度千鳥)であれば、開口率は66.5%となりますが、 材質、板厚、板寸法により検証する必要があります。(1本針の対応。コスト高) ご希望になる、諸条件の優先順位をご選択になり、メール又はFAXにてお問合せ下さい。 お名前:佐藤 隆 パンチングメタル5Φ千鳥抜き60°を螺旋階段のふみ面で使用したいのですが 板厚はどれ位必要でしょうか? ちなみにFB9×50位で四方をまき溶接しようと考えています。 よろしくお願いします。 お名前:稲田金網株式会社 専務取締役 稲田肇 参照URL:クリック 経験上、材質が鉄なら4.5T以上、ステンレスなら5.0T以上は必要だと思います。 また、5φのパンチングメタルのピッチにより、開孔率が変わりますが、高い開孔率の場合前記の板厚でも、踏むとたわむ事が予想されます。 図面またはスケッチがございましたら、添付の上直接お問い合わせ下さい。