パンチングメタルNOTEBOOK
パンチングメタル製品に関する製作上 の技術情報や、パンチングメタルにまつ わる加工や表面処理等の情報を、日記 形式で随時追加し、公開しています。
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パンチングメタル(http://www.inadakanaami.jp/45712865/)の曲加工について パンチングメタルを曲加工する際、よく問題になる事で、孔が明いている箇所を曲げるとラインがすべり、寸法が出ないことです。 これは、アタリで、曲げようとしても穴の端の強い方へ逃げてしまう事が原因です。 この対策として、パンチングメタルを切断する際、なるべく目あわせをして、良いポジションで曲がるように想定しますが、うまくいきません。 「この寸法だけは守って欲しい」「マイナスめにして欲しい」等のご要望がありますが、実際にはその時の寸法により予想できないのが現状です。 他の対策とすれば、板厚の厚い物用の金型でRが、ややつくように曲げ、たたいて寸法を出す等が考えられます。 穴の明いている箇所を曲げる事が、意匠に関わる場合は別として、寸法精度をあげるには、その部分は、パンチングを抜かないで、余白をあけたほうが得策です。 もちろん別注対応となります。 その余白を設ける場合でも、曲箇所からパンチングメタルの穴の部分まで、穴にもよりますが、10mm位はあける必要があります。 なぜなら穴がめくれてしまうからです。 垂直に見ると穴が引っ張られて、変形している事がわかります。 また、曲加工をお客様の方でされる場合は、パンチングメタルの展開図を作成する際、延び代をお知らせ下さいます様、お願い致します。