パンチングメタルNOTEBOOK
パンチングメタル製品に関する製作上 の技術情報や、パンチングメタルにまつ わる加工や表面処理等の情報を、日記 形式で随時追加し、公開しています。
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パンチングメタルは、金属板に沢山の孔が明いたものである。 そしてその沢山の孔を安価で効率的に抜く為に、複数本のピンで組んだ金型を用いて対応している。 そこで組んでしまった金型を利用する事になるが為の、変えれない法則性が生まれる。 この事が、単に板に孔を明けるだけのものを、少し複雑な事に思われる原因となっている。 ただ1本ずつ打ち抜くなら、縦横無尽に孔を配する事ができるが、孔数が増えれば、その分コストアップに繋がってくる。例えば、当社カタログNO.58の5φX8pで1mX1mの板に全面に抜けば、17000個以上の孔を抜く計算になる。 時間に換算すると、セッティングを含めると、3時間位かかるかもしれない。 それを組んだ複数金型(大きさにもよるが)で抜くと15分で仕上げる事が出来るというメリットがあります。 では、どんな事が変えれない法則性かというと、 当社HP『金型と配列について』に記載している図のように、 ジグザクに配列された金型が、左から右へ連続して打ち抜かれる為、最終の仕上がりが、パネルの左下角と、右上角には、孔が配されない事などがあります。 私的印象では、全体のシルエットとして、あまり気にならないと思いますが、意匠によっては、角に孔が必要になり、1本針にて抜き足していく工程を追加しています。 勿論、費用は、2工程になる為、アップします。 これは単なる一例ですが、コストと意匠の重要性をご判断頂き、検討頂ければ幸いです。 お名前:前阪 隆司 A1050 t0.4 941.5×372 0.5D×1.1P 60度チドリのパンチングメタルを検討しています。 機能上平面性を重視しているので、縁なしの加工物を定盤に置いた状態で、四隅の反りが1mm以下程度になるよう矯正仕上げすることは可能でしょうか? また、打ち抜き加工は全て御社の社内で行なわれているのですか?以上 ご回答よろしくお願いします。 お名前:稲田金網株式会社 専務取締役 稲田肇 参照URL:クリック お問い合わせの件ですが、当社では0.5DX1.1P(1.09P)は、ステンレスの0.3T及び0.4Tを定尺(1000X2000)で対応していますが、お問い合わせのアルミを含め別注対応は出来かねます。 このパンチングメタルは、穴もピッチも細かく対応できるメーカーも限られます。 私の知っている限りでは、神戸のN社でしょうか。 当ホームページで他社の宣伝はしたくないので、調べてみて下さい。 お分かりにならない場合、当社に直接御連絡下さいましたらお教えします。