金網NOTEBOOK

金網製品に関する製作上の技術情報や
関連する加工や表面処理等の情報を、
日記形式で随時追加し公開しています。

2009年 2月より悪戯目的の書き込み
防止の為、御来往者様の記事への直接
の書き込みができなくなりました。

ご意見・ご質問等は、下記アドレスまで
お問い合わせ下さい。
eigyoubu@inadakanaami.jp



稲田金網株式会社運営サイト

【No.29】 記事タイトル:金網製品の取付について

金網製品(http://www.inadakanaami.jp/84465531/)を、建築物件に
デザインするとの事で、最近よくご相談やご注文を頂きます。
私共は、金網の卸売り販売もいたしますが、建築施工業者でもあります。
(大阪府知事許可 板金工事業 内装仕上工事業)
おそらくその関係で御相談頂く事が多いと思いますが、金網と一口に言っても商品群が多くイメージを絞って頂く事にサンプルを含め、時間を費やします。
また、金網は板材に比べ、網にもよりますが、柔らかいので、どのようにも変化できるメリットと、どのようにもなってしまう(形状維持が困難)デメリットがあります。
また線材の溶接も、薄い金網は、スポット溶接などすこし建築金物の加工と違った方法をとる事が多い事、繊細な金網の強度をあげる為の補強の方法(無骨にならない事)など、金網以外の周辺加工方法を実現するのが大変です。
また、その加工品の取付方法も、現場の状況に応じ、策を練る必要があります。
今、3階建ての住宅全体を金網で包み込む物件や、金網を使った什器の製作、
手摺に細かい金網で、意匠的に無機質なパネルを製作する物件をご注文頂き、取り組み中です。
(いずれも設計製作施工)
私共も、日頃金網を手にしているとは言え、壁面全体に張ったイメージは、中々つかみにくい事があります。
ただし、それを実現する方法については、様々な装飾金物の実戦経験を生かす自信もありますので是非、御相談下さい。
尚、一般フェンス(菱形ネット)等のメーカー品の取付工事は2000年をもって、取り扱っておりませんのでご注意下さい。

記事一覧に戻る