金網NOTEBOOK

金網製品に関する製作上の技術情報や
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【No.48】 記事タイトル:日本最古の金網?(亀甲金網)

金網製品(http://www.inadakanaami.jp/84465531/)が、
日本でいつ頃から造られたかは不明であるが、金網が使用されて残存しているものとしては、
大坂夏の陣の頃、1615年(元和元年)に建てられた大阪府羽曳野市にある吉村邸(重要文化財)の
納屋の窓に銅製の亀甲金網が使われ、これが最も古いのではないかとされている。
(線材製品協会『線材製品読本』)
その他、日本の美術工芸史上、天下太平が浸透した江戸期に本来の機能性から飛躍した
武士の甲冑に亀甲金網の見られたりと、約300年前位より金網の存在が確認できる。
当時としては銅(金、銀も含め)を中心とした柔らかい金属を槌などで叩きのばして線をつくり、
手製で編んでいたようだ。

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