金網NOTEBOOK
金網製品に関する製作上の技術情報や 関連する加工や表面処理等の情報を、 日記形式で随時追加し公開しています。
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金網製品(http://www.inadakanaami.jp/84465531/)が、 日本でいつ頃から造られたかは不明であるが、金網が使用されて残存しているものとしては、 大坂夏の陣の頃、1615年(元和元年)に建てられた大阪府羽曳野市にある吉村邸(重要文化財)の 納屋の窓に銅製の亀甲金網が使われ、これが最も古いのではないかとされている。 (線材製品協会『線材製品読本』) その他、日本の美術工芸史上、天下太平が浸透した江戸期に本来の機能性から飛躍した 武士の甲冑に亀甲金網の見られたりと、約300年前位より金網の存在が確認できる。 当時としては銅(金、銀も含め)を中心とした柔らかい金属を槌などで叩きのばして線をつくり、 手製で編んでいたようだ。