金網NOTEBOOK
金網製品に関する製作上の技術情報や 関連する加工や表面処理等の情報を、 日記形式で随時追加し公開しています。
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平織金網を使用して、食品抽出用フィルタ−を製作する事が有ります。線径が太い金網ならアルゴン溶接等で固定する事ができますが、線径が細かく網目の細かい金網は、食品用ハンダで固定する事になり強度が得られません。上記参照URL『WEB金網製品事例集(各種加工品編)』の左列上から5番目の画像は、旋盤で作成したド−ナツ上の板2枚で金網を挟み込み側面からはみ出させた金網もろとも全周溶接しています。板の部分はスポット溶接をしていますから、強度は食品用ハンダとは比べ物にならない品物になりました。ただ強度が得られた分、板の端部の金網接触部にしわ寄せがきて、最終的にこの部分が切れてしまいます。(板の端部はRに仕上げています)さらに強度を高める為には、パンチングメタル等に替える必要がありますが、板に穴を明けるパンチングメタルは、開口率が低くなる場合が多いので、生産効率と消耗品の予算の優先順位でお考え頂く必要があります。
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