金網NOTEBOOK

金網製品に関する製作上の技術情報や
関連する加工や表面処理等の情報を、
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【No.61】 記事タイトル:織金網の織り方の種類(平織・綾織・畳織)

織金網の代表的なものは、『平織金網』(ひらおりかなあみ)です。

他に綾織(あやおり)・畳織(たたみおり)という織り方があり、
上記参照URLに画像がありますが、平織金網が1交点に山・谷
を繰り返しながら編まれているのに対し、網目を飛ばして編まれ
ています。

これは、網目に対し太い線径が必要な場合などに、その金網を
実現する為に織る方法となります。

例えば50meshの金網で説明しますと
平織金網で太い線径の物 線径0.22φX50mesh 開目(網目)0.288mm目
綾織金網で太い線径の物 線径0.25φX50mesh 開目(網目)0.258mm目

上記のように、綾織では、線径0.25φとほぼ同じ開目(網目)の0.258mm目
が実現できます。(平織では0.22φが限界)

実際には線径・網目共に0.03mmの違いですが、御用途によっては金網
の強度等で差が出ます。

織網は、基本的には平織金網が主流ですので綾織・畳織については、
お問い合わせ下さい。(在庫は流動的なものが多数あります)


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